【音楽情報】
ポスト・クリョーヒン・スタディーズ 2012
第2回:モスクワ最新動向
日時: 2012年5月19日(土)
会場: 吉祥寺「サウンド・カフェ・ズミ」
(東京都武蔵野市御殿山 1-2-3 キヨノビル7F)
開演: 5:00p.m.~
料金: 500円+ドリンク注文(¥700~)
出演: JAZZBRAT(鈴木正美、岡島豊樹)
問合せ: TEL.0422-72-7822(サウンド・カフェ・ズミ)
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ロシア音楽界のホットな情報に飢えている皆様、おまちかねの公開研究会「ポスト・クリョーヒン・スタディーズ」の今年2回目の開催が間近です。年に何度も現地を訪ねてロシア音楽界の動向を貪欲にリサーチし続ける鈴木正美氏(新潟大学)が、今回も惜しみなく情報を披露してくださいます。3月下旬のモスクワ・リサーチ、日頃深めておられる考察の報告が今回の目玉です。もちろんいつものように映像資料(ドムでのライヴ模様他)、音楽資料を 交えながらの報告となります。
あらゆる音楽について造詣が深く、多彩な音楽家コネクションを有していた故クリョーヒンはマルチジャンル、マルチメディアによるスペクタクル(ポップ・メハニカ)を展開し驚嘆させてくれました。そんなクリョーヒンをロシア人以上に理解しているといわれるのが鈴木氏です。今回も多角的にロシアの音楽の現状を解剖してみせてくれることでしょう。
新譜ディスク紹介コーナーでは、「ロシアのディアマンダ・ギャラス」の異名をとる話題のヴェラ・サジーナ(voice, multi-instruments)、フォーク・デュオ「NETE」の久しぶりのアルバム、活きの良い若手フリージャズ・グループ「BROM」、ミニマル・ミュージックの要注目株ニキータ・ゼルツェルのトランスへ誘うピアノ・ソロ、そして新譜の相次ぐマルトゥイノフの諸作から『ガリツィアの夜』の衝撃が再び!と沸騰中の『ILIAD』など などをご紹介予定です。乞うご期待!
※テクスト:岡島豊樹「東欧ロシアジャズの部屋」より転載
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吉祥寺サウンド・カフェ・ズミ